ハリーせんせいとハリタくんで学ぶ「お菓子・ジュースとの付き合い方」〜むし歯にしないための食べ方・飲み方の工夫〜

ハリタくん：こんにちはハリーせんせい。今日は『お菓子やジュースとむし歯の関係』について学びたいです。

ハリーせんせい：いいですね。むし歯予防では、食べる“内容”以上に、“食べ方”や“飲み方”がとても重要なんですよ。

ハリタくん：たとえば、お菓子を食べるときにはどんな点に気をつけるべきですか？

ハリーせんせい：まず大切なのは『時間を決めて食べる』ことです。ダラダラと長時間食べていると、口の中が酸性のままになり、脱灰の時間が長くなってしまいます。

ハリタくん：なるほど。つまり、おやつの“回数”や“時間帯”を意識することがカギですね。

ハリーせんせい：そのとおりです。また、食べる量もコントロールしましょう。お皿に食べる分だけ出して、途中で足さないようにすると良いです。

ハリタくん：“あと一つだけ…”が危険ということですね。では、ジュースについてはどうですか？

ハリーせんせい：ジュースも注意が必要です。特にペットボトル飲料は少しずつ飲み続けやすく、だらだら飲みになりがちです。
缶や紙パックなど、飲み切れるサイズを選ぶのが良いでしょう。

ハリタくん：たしかに。飲み終えるタイミングがあると、酸性の時間を短くできますね。

ハリーせんせい：さらに気をつけたいのが『寝る前の摂取』です。夜間は唾液の分泌量が減るため、酸が中和されにくく、むし歯のリスクが高まります。

ハリタくん：つまり、寝る直前には甘いものやジュースを避けることが大切なんですね。

ハリーせんせい：そのとおり。まとめると、
　　　・お菓子は時間と量を決めて食べる
　　　・ジュースは飲み切りタイプを選ぶ
　　　・寝る前の糖分摂取は避ける
という3つのポイントを押さえると、むし歯予防につながります。

ハリタくん：今日もとても勉強になりました。自分の食習慣を見直してみます！

ハリーせんせい：素晴らしい姿勢ですね。その意識が、歯の健康を守る第一歩です。